- 知床横断道路を進み、知床峠から約2kmほど羅臼側にあります。6月には雪渓が残り、雪の上を歩くことができます。雪融けの進んだ場所から、チングルマやエゾコザクラ、コケモモをはじめとする高山植物が咲きます。登山道は必要最低限の整備しか行われておりません。気軽なハイキングというよりは軽登山となります。しっかりした準備をお願いします。
- 周辺施設:なし
- 距離:往復 約6km(知床峠から往復 約12km)
羅臼湖登山道の利用にあたって、以下のルールをお守りください。
- ●道路への駐車は禁止となっているため、車で行く場合は、知床峠に止めてから歩いてください。また、路線バスの利用やハイヤーをご利用ください。道路脇にあるのは定期バスのバス帯です。駐車しないようお願いします。
- ●天候が変わりやすい場所です。夏でも10℃ほどになることがあります。上下のレインウェアを準備してください。
- ●登山道がぬかるみやすいため、長靴が必要です。スニーカーや登山靴でぬかるみを避けて歩く方が多く見られ、登山道の拡大により、周辺の高山植物が影響を受けています。必ず長靴を着用し、ぬかるみを避けずに歩いてください。
- ●アルパインポール(ストック)を使用する場合は、ゴム製のキャップを装着してください。
- ●トイレなどの施設は一切ありませんのでご注意ください。携帯トイレ用のブースが設置されています。ブースを使用するときは必ず携帯トイレをご使用ください。
- ●1チーム10人程度での散策をお願いします。団体での利用は、1チーム10人程度の複数チームに分けていただき、同じ場所に大勢集まらないように配慮をしましょう。
- ●動植物の採取は禁止されています。
- ●羅臼湖周辺はヒグマの生息地です。声を出して歩くなどヒグマへの対策を十分行ってください。犬は吠えるなどし、ヒグマを刺激する可能性があること、外来種の種子を持ち込む可能性があるためペット同伴で歩くことはできません。
- ルールの詳細については、羅臼ビジターセンター「羅臼湖ルール」をご確認ください。
木道・岩場、ぬかるみなど足場が非常に悪い場所になりますので、ハイヒール・サンダルなどでの散策はお控えください。また、ぬかるみが多く、植生への配慮から長靴が必ず必要です。雨天時については、傘ではなく、必ず、レインウェアをご準備ください。