株式会社 知床ネイチャーオフィス

Shiretoko Nature Office
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知床の冬の気温と服装(12月・1月・2月・3月)

冬のウトロの気温 (参考資料:気象庁 気象統計情報よりウトロの気温 2004年~2017年)
 冬の知床(12月・1月・2月・3月)の服装です。冬は雪と氷の世界です。非常に気温も低いので充分に暖かい服装をご準備ください。日中の最高気温は-5℃~3℃前後、最低気温は-20℃~-10℃となります。風が吹くと体感温度はさらに下がるため十分な対策が必要です。

散策時の服装

冬の服装イメージ
【頭】ニットなど暖かい素材の耳が隠れる帽子。
【アウター】スキーウェアなどの防水・防寒素材のウェア上下
【中に着るもの】長袖長ズボン+フリースや薄手のダウンなど保温性の高いミッドウェアを重ね着。
【靴下】厚手、または二重履きなど、とにかく暖かく!
※日差しや風の有無で「体感温度」は大きく変わります。 特に、散策中に汗をかくと急激に身体を冷やす可能性があります。汗をかかないよう、暑さを感じたらミッドウェアを脱ぎ着してこまめな体温調整をおこなってください。
※中に着るものは、化繊など速乾性のある素材がおすすめ。

ザック

ザック・リュックサック
 安全のため、両手を空けて歩けるザックがおすすめです。
脱ぎ着した服、飲み物など必要なものをまとめて持ち歩くのに便利です。斜め掛けバッグでもかまいませんが、歩くうちにバッグ本体が体の前方に回り込んでくるなどして歩きにくくなる可能性があります。

アウターウェア

アウターウェア
 スキーウェアなどの防水・防寒のウェア上下。
透湿性があり、動きやすいものをご準備ください。 ご自身での準備ができない場合は「スキーウェアのレンタル」(上下1,000円/1ツアー)をご利用ください。

※厚手のダウンの上着は体温調整がし辛いため散策プログラム時にはあまりおすすめしません。(とにかく寒い日や、あまり身体を動かさない場合には適した服装です。)

耳の隠れる帽子

耳の隠れる帽子
 必ず耳を隠すことができる暖かい素材の帽子をご準備ください。
体の末端部である耳は低温や風により冷やされやすく散策中に痛くなってくる場合があります。

防水性の手袋

防水性の手袋
 スキー用などの「防水・防寒素材」の手袋をご準備ください。通常のニット手袋はすぐに濡れてしまいます。
可能であれば、外側に防水性の高いオーバーグローブを、内側に保温性の高いインナーグローブを着用すると指先の冷えを抑えることができます。

厚手の靴下

厚手の靴下
 防寒靴を履いていても雪面にいると足先が非常に冷えてきます。冷えすぎると痛みを伴い凍傷になる恐れもあります。 山岳用の厚手の靴下や重ね履きをすることで冷えを抑えることができます。※靴用カイロは長靴で使用する場合、酸素不足により暖かくならないことがあります。なるべく靴下での防寒をおすすめします!

長靴
 散策プログラムの場合、冬用長靴を無料レンタルします。
ご自身の靴の場合、丈が高い(ふくらはぎ以上)または雪が入らないようにカバーできる+スノーシューを取り付け可能な素材であれば使用可能です。
※防水性のないもの、ムートンなどのやわらかすぎる素材、革靴など傷つきやすいものは取り付け不可です。

サングラス

サングラス
 雪の照り返しにより目を傷めることがあります。晴れた日は特に、あると安心です。「UVカット機能の高いもの」または「UV透過率の低いもの」をご準備ください。色がついているだけのレンズは眩しさは抑えられても逆に目を痛めます。

飲み物

水筒
 寒い日でも、体からは意外と水分が失われています。適度に補うために、事前に飲み物をご準備ください。
 体が冷えることもありますので、あたかい飲み物をおすすめします。

日焼け止め

日焼け止め
 冬も日焼けをします!!
お肌が気になる方は散策前にしっかりとご準備ください。

散策以外のプログラムの場合


「冬の動物ウォッチング」は車で移動するプログラムです。
夕方は急激に気温が下がります。スタート時から大きく変化する可能性がありますので、とにかく寒くない服装をご準備ください。手袋、帽子、ネックウォーマーもあると安心です。
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