知床には、さまざまな夏鳥たちが繁殖のために遠い場所からやってきます。5月から6月にかけては繁殖期で美しい囀りがいたるところで聞くことができます。今回は、出歩いて撮影した中でうまく撮れた野鳥たちを紹介します。本当は、囀りをしっかりと収録したかったんですが・・・。
知床ネイチャーオフィス
藤川
月: 2020年6月
2020年初羅臼湖トレッキング
本日、今シーズン初の羅臼湖へ行ってきました。例年よりも雪の少ない年だったため、雪解けが早く進んでいて登山道のほとんどが出ていました。桜もだいぶ咲いていて6月中にはすべて咲き終わるのではないかと思います。ヒグマの足跡も複数あり活発に活動しているようです。五の沼に行く途中で雪の重みでしょうか?木道が1か所壊れていました。まだ花は少なかったですが、ヒメイチゲ、ミツバオウレン、コミヤマカタバミ、ミヤマスミレ、エンレイソウを確認できましたよ。これから他の植物もいろいろと咲いてくるので楽しみですね。
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藤川
オロンコ岩花盛り
ウトロの港にある大きな岩。オロンコ岩の上では、さまざまな野草の花が観察できます。知床半島では、エゾシカの増加に伴い、多くの野草が姿を消しました。オロンコ岩の上は、エゾシカが侵入できないため多くの植物が残されたレフュージュアとなっています。雪解けから2週間ごとに花が入れ替わるため見逃してしまうものもたくさんあります。気になる方は是非、登ってたくさんの花々を観察してみてください。
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藤川