12月に入って、ワシたちの姿を多く見るようになってきました。各河川の河口部には必ず数羽程度のオオワシやオジロワシの姿が見られました。おそらく遡上後に死んでしまったサケを狙ってやってきているのでしょうね。河川が凍って、そうした食べ物が得られなくなると観察しにくくなってくるでしょう。流氷がやってくる頃には、再び観察しやすくなるかと思います。そして、フレペの滝の遊歩道を歩いていたらエゾライチョウに遭遇しました。今年は比較的遭遇率が高く、遊歩道などを歩いているとよく鳴き声を耳にしました。姿もちょこちょこ見ていましたが、すぐに飛んで逃げるので、じっくり観察とはなかなかいかない野鳥です。たまたま樹の冬芽をつがいでついばんでいました。こうした野鳥の観察も楽しいですね。
月: 2019年12月
波の花
ここのところ、北風が強く吹いています。天気予報では、日本海側は大雪に見舞われているようで、朝のニュース番組でもとりあげられていますね。知床は、雪は降っていないものの強い北風で大きな波が海岸に押し寄せてきています。その波の影響で海中のプランクトンから出る粘液が攪拌されて泡状になる波の花がいたるところで見られます。フワフワと風にのって空を舞う様子は、この時期ならではの風景ですが・・・車から何から潮まみれになるので困ったものです。もちろん、撮影していた私も潮でベタベタになりました・・・