今年は、カラフトマスと比較するとシロザケの遡上数は少なく、サケ定置網漁も不漁のようです。冷たい水を好む魚なので、近年の海水温の上昇が餌資源に影響し、サケの個体数を減少させていると言われています。川面を黒く埋め尽くすほど遡上していたサケ、再び壮観な景観を見せてくれることを期待したいですね。
知床ネイチャーオフィス
藤川
カテゴリー: サケ・マス類
カラフトマスの遡上2020
カラフトマスの遡上が見ごろを迎えています。昨年は、過去最少規模の回帰数で遡上している様子もなかなか見られませんでしたが、今年はここ数年で一番良い状態ではないでしょうか。川を黒く染める魚影は知床の豊かさの象徴です。来月にはシロザケの遡上がピークを迎えます。知床半島の河川では、ほとんどの川で遡上が見られます。お越しの際は、ぜひ川を覗いてみてください。
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藤川