今日は7月7日

藤原です

みなさん 今日は7月7日
そう 七夕です

七夕と言えば おりひめとひこぼしが年に一度の再会を果たす日

夜空を見上げると
おりひめ(こと座のベガ)とひこぼし(わし座のアルタイル)
の間に天の川が広がっています
この二つの星 おりひめとひこぼしは 旧暦7月7日に
天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから
中国でこの日を一年に一度のめぐりあいの日と考え
七夕ストーリーが生まれたそうですね

天の川

七夕にはふたりが「再会」という願いを叶えることから
私たちも願い事が叶いますようにと
短冊に願い事を書いて笹や竹に飾り付けます

みなさんは今夜 どんなお願い事をしますか

そんなお話をしながら夜空に光輝く星や月を見に行きませんか
ツアーのご予約お待ちしております
「夜空の星たちを見に行こう!」

知床ネイチャーオフィス
藤原

幸運の赤い鳥?

藤原です

ここ最近の知床では
晴れて暑い日があったり
急に涼しくなったり
雨が降ったり
霧が発生したりと
天気がころころ変わります

体調を崩さないように気をつけなければ

話は変わりますが
先日は羅臼湖にツアーにて
ちょっと珍しい生き物にあいましたよ

ギンザンマシコ♂

赤い色が鮮やかな
ギンザンマシコの♂です

高山帯や針葉樹林に生息する鳥です
彼らはハイマツの松ぼっくりを食べるので
羅臼湖トレッキングではハイマツの多いところで
稀に遭遇することがあります

高確率で見れる動物ではありませんが
運が良ければ出会えるかも・・・

羅臼湖トレッキングでは
標高の高いところでしか見れない景色のほかに
普段低地ではお目にかかることができない動物との出会いもあります

知床ネイチャーオフィス
藤原

日々成長

仔キツネにも、仔アカゲラにも会えていない菊田ですが
最近知床五湖を歩いていると、親子鹿にはよく出会います

先日は、背後からガサッガサッ…ぴょんっ

可愛らしく親子で登場してくれました(びっくりしたけど)

先陣をきって道に飛び出してきたバンビ

道に出た途端人間がいたことに驚いたのか
なんとも言えない表情で私たちを見つめつつ
また笹薮の中をあるいて去っていきました





そしてまた本日も、親子鹿に出会いました

お母さんにお世話されるバンビ

お母さんはせっせと子供のお尻をなめていますが
バンビは何をしているのかというと…

にやり、と効果音をつけたくなるこの表情…

お母さんのマネをしているんでしょうか?
草を食んでいました

ついこの間までお乳ばかり飲んでいたはずなのに…

子供の成長は早いものですね…

健やかなバンビの成長を見守る日々です

最近よく親子鹿に出会うのは、知床五湖一周ツアーのご案内の道中
三湖のあたりです

バンビに出会えるのはこの時期限定ですから
ぜひ、この機会に散策に参加をしてはいかがでしょうか

皆様のツアーご参加、お待ちしております


知床ネイチャーオフィス

菊田

子供

6月も終わりが近づき、森を歩くと動物の子供と遭遇するようになりました。

普段歩かないエリアを散策していると、視線を感じ…
そちらを見ると仔ギツネが伏せてこちらをじっと見ていました。
今時期の仔ギツネはあどけなさがあり、まだまだ可愛いです!

仔ギツネとお別れして更に散策をすると、アカゲラのヒナの鳴き声が。
声の方へ進むと、木の穴からヒョコっとヒナが顔を出していました。

あと数週間で巣立ちでしょうか。

今時期ならではの子供たち。
今度は誰と出会うかなー

知床ネイチャーオフィス
柴田

白い景色

6月のウトロは霧の多い月だったようです。
例年、霧の日は多くないのですが、今年は気温が下がる日はほぼ必ず霧が発生。
フレペの滝遊歩道も真っ白な日が多かったです。

(草原エリアはあまり遠くまでは見えません)
(フレペの滝展望台からの滝の景色)

数日前のフレペはこんな感じでした。
滝は霧で見えず、音声のみでお楽しみください状態…
見通しが悪いと近距離でのヒグマとの遭遇が発生する可能性がありますので、
個人で散策される場合は音を出す等対策をして安全に努めてください。

さて、今年は霧の多いウトロですが、今朝も案の定の霧。
また霧かぁ…っと思いきや、気温の上昇により、霧が消え…

(フレペの滝展望地からの景色)

くっきりと綺麗な景色を見ることができました!
海側は雲海が発生しており、なかなか見ることのない景色。
早く気圧配置が変わって、例年通りの天候にならないかなぁ…

知床ネイチャーオフィス
柴田

羅臼湖トレッキング始まりました

藤原です

6月になりましたね

6月1日から羅臼湖トレッキングが始まりました

遊歩道にはまだまだ雪が残っているところも
雪が残っている場所の写真を撮り忘れてしまいました・・・

今シーズンの羅臼湖トレッキング初日は
霧がかかっておりましたが羅臼湖まで行ってきました

湖全体は見えませんでしたが
霧の中にたたずむ羅臼湖もとてもいい雰囲気でした

羅臼湖展望デッキから

霧の日にはその時しか見れない景色もあります

羅臼湖は標高約700mの場所に位置しています
トレッキングコースでは標高の高い場所に生える植物や
そこに生息する動物等との出会いがあります
普段平地で見ている景色とは少し違った世界を一緒に歩きませんか

霧の中のダケカンバ(岳樺)

羅臼湖トレッキングへのお申込み
お待ちしております!

知床ネイチャーオフィス
藤原

夏、がきた?

今日は全国各地でとっても暑くなっているようですね。
夏日や、地域によっては真夏日になった日もあるとか。
おそろしい・・・。

一方、ウトロはといえば?

霧の三湖。これはこれで幻想的。

霧に包まれ、気温は終日7度前後。
とっても寒い一日になっています。
夕方前頃に全国のアメダス低温ランキングを見ると、ウトロは堂々の一位でした。
寒いわけだ・・・。

そんな低温、霧、雨、のお天気の中にもかかわらず、
本日見かけたやつがこちら。

週末暑くなるぞ~、のニュースを聞いて出てきてしまった?

コエゾゼミの幼虫です!
様子を伺っていたのか?それとも羽化しようとしていたのか?
はたまた、キツネにほじくり返されながらも事なきを得たのか・・・?

今の時期もセミたちはいますが、それはエゾハルゼミたち。
コエゾゼミの季節は7月頃。
たまに少しずれた季節に出てきてしまうやつもいるはいるのですが、
さすがに、早すぎやしませんか?

ちなみに、すぐ近くにもう一匹いました。
このコエゾゼミたちの無事を祈りたいところですが、
無事に羽化できたとて、繁殖のためのペアが見つかる気がしない・・・。
(がんばれ!)

知床ネイチャーオフィス
井上

さくらの滝

藤原です

先日の22日に清里町にある
「さくらの滝」というところへ行ってきました

桜の花見スポットではなくて とある生き物が見れるスポットなんです
その生き物はというと・・・

サクラマス です!

シャッタースピード1/2000秒 f値7.1 ISO感度640 倍率300㎜相当で撮影

ここさくらの滝では 毎年6月~8月くらいまで
滝をジャンプして遡上するサクラマスの姿を観察することが出来ます
少し時期は早い気がしたのですが もう飛んでましたね

4m近くもある滝を頑張って登っていく姿にこころ打たれます
私が行ったときには30分で20匹くらい観察できました
去年の6月中旬は1分間に10~15匹のペースで滝を上る様子が観察できました

8月に入ると銀色だった体の色がさくら色に変化します
今年はその頃にも行ってみたいです

ここ さくらの滝は
弊社のオフィスがあるウトロ地区から車で1時間くらいの場所です
ぜひ知床にお越しの際は行きかえりに寄り道してみてください

おすすめの時間帯は午後です
気温が上がってきて彼らの動きが活発になるそうですね
確かに 25日の午前中に訪れた際は20分間で2匹しか観察できませんでした

魅力的なサクラマスの遡上を観察できるスポットですが
蚊の多いところですので虫よけ対策は必須ですね

興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか

知床ネイチャーオフィス
藤原

春の、味覚・・・?

春から初夏のこの季節、散策をしていると色んな鳥たちに出会います。
今回出会えたのは、そんな中でもキレイな青色が特徴の、このお方。

正確には瑠璃(ルリ)色ですね。

オオルリです!
美しいですね。オオルリは、姿はもちろんのこと、その鳴き声も美しいことで有名な鳥。
「日本三鳴鳥」のひとつに数えられます。
(ちなみに他の2種、ウグイスもコマドリも知床で確認できますよ。)

キレイなさえずりを響かせながら、あっちの枝に飛びこっちの枝に飛び・・・。
写真を撮りたいのに、中々良い感じに留まってくれません・・・。
※↑は、たまたまうまいこと近くの枝に飛び移ってくれた時のもの。
(なお、撮れた直後に飛び去ってしまいました。)

そんなオオルリに翻弄されつつ、観察を続けていた時のこと。
木の上から、珍しく地面に降り立っていったオオルリ。
何してるんだろう?とよく見てみると・・・

セミだ!

エゾハルゼミを食していました!

エゾハルゼミたちも、春から初夏の森を賑やかにしてくれる、この季節の風物詩。
私たちにとっては「音」で楽しむものも、鳥たちにとっては食料となっていました。
そりゃあそうですよね。
昆虫たちも活動しだすこの季節、鳥たちは大喜びでしょう。

私たちは、セミはいいけど山菜食べたいですね。

知床ネイチャーオフィス
井上

まっすぐなひとみ

藤原です

先日の早朝とある場所でキタキツネに遭遇しました

もうぼちぼち夏毛に生え変わっているようで
少しスタイリッシュな印象のあるキツネでした

立ち止まって観察していると
向うもこちらをじっと見つめてきました

野生動物ってどうしてあんなにまっすぐな眼をしているのでしょうか
とても綺麗な眼をしてますよね

しばらく観察しているとどこかへ行ってしまいました

また元気な姿が見れますように

これからキツネの子育てシーズン
今年は何頭の子ギツネに出会えるかな

知床ネイチャーオフィス
藤原