氷泥ただよう

 流氷はまだやってきていないものの、朝の気温が-10℃を下回り始めました。それに伴って、海が凍り始めシャーベット状になっている場所がありました。シャーベット状の状態を「氷泥(ひょうでい)」と呼びます。私は、この「氷泥」の漂う波打ち際の景色が好きで、耳を澄ませると波の音が「シャラシャラ」と氷の擦れる音がします。シャーベット状の海、なんだか不思議な景色ですよね。

氷泥漂う海 オシンコシンの滝駐車帯から

知床ネイチャーオフィス
藤川