まだまだ雪あるき

先日25日の積雪で驚き、さらにまだ雪が・・・?と思った方はご安心ください。
低地での雪はすぐにほぼ解けきってしまいました。

今回の雪は、標高600~700m、亜高山帯環境のお話です。
昨日、知床横断道路の冬期通行止めが明け、知床峠を越えてウトロ羅臼間の移動ができるようになりました。
その知床峠を少し過ぎたあたりから歩くトレッキングコースがあります。
本日はその羅臼湖スノートレッキングに行ってきました。
このGW時期の亜高山帯は、まだまだ雪まみれのため、スノーシューを履いての散策になります。

今年は、昨冬の雪が少なかったため、通常通りご案内できるのかどきどきでした。
しかし結果としては、雪は少な目ながらも、問題なく歩ききることができました!
雪少な目とはいっても、ほぼ100%雪の上の散策です。

三の沼(のある所)と羅臼岳

まだ雪の下に埋もれた沼(つまり雪原)や、シャーベットの湖を眺めながら、
夏や秋とは違った散策が楽しめます。
夏の頃に見られる高山植物のお花も魅力ですが、
季節感のギャップを一番大きく感じられる、この時期の散策もおすすめです。

(上2枚の写真を見て「雪少ないな~」と思ったり、
 どこから見た景色かわかる人は、きっと羅臼湖上級者。)

知床ネイチャーオフィス
井上