実りの秋を楽しむのはリスだけではありませんね
先日の知床五湖一周ツアーでの散策中
遊歩道上に可愛らしい小鳥の影が見えました
そーっと近づくと、その正体はアオジ
地面に落ちているどんぐりを探しに出てきたようです
小さな嘴でどんぐりを砕いて食べられるのだろうか…?
観察していると、なるほど
すでに砕けたどんぐりを選りすぐって口に運んでいました
なんといっても知床五湖の遊歩道ですから
沢山の人が歩いています
地面に無数に落ちているどんぐりは人々に踏まれて粉々です
アオジにとってはちょうどいい一口サイズになっていたのでした
つくづく、野生動物はその場の環境をうまく利用しているなあ
関心するばかりです
そして最近ギャアッギャアッと自己主張が激しいのはこの鳥
見た目はとっても麗しい、でも騒がしい、ミヤマカケスです
薄暗くなってきた原生林の中でこの声を聞くと
正体はカケスだと分かっていても少し不気味に感じてドキドキしてしまいます
私だけでしょうか…?
混み合った枝の隙間や、高い所にいることが多く
地面に降り立っていてもとにかく落ち着きがない…
そんなカケス相手には中々シャッターチャンスが巡ってきません
今回は運良く見返りカケスの撮影に成功!
紅葉が綺麗なうちに
知床の生き物×紅葉の写真をもう少し撮りたいものですね
菊田