うじゃうじゃ

藤原です

先日とある川へサケやマスの遡上を観察に行きました
今シーズンはまだまだ遡上数が少ないです

いっぱい泳いでる姿を見たいなぁと思っていると
なんだか違う魚がいっぱい泳いでました

その魚とは ワカサギです

ワカサギの群れが川に遡上してきています
春に産卵のため川へ遡上するものと
秋に遡上し越冬の後 産卵をするものがいるらしいです
オホーツク海側にいるものは秋に遡上し湖で越冬するらしいのですが
川ではたして越冬できるのでしょうか・・・
今後も観察していきたいと思います

それにしてもすごい数ですね
遡上しているワカサギは体長7~8㎝程の大きさですが
川岸が黒く埋め尽くされるほどの数に圧倒されてしまいます

知床ネイチャーオフィス
藤原


稲妻

藤原です

先日の夜 海上を眺めていると稲妻が見えました
恐ろしくも美しい自然現象ですね

でもどうして「稲妻」って呼ぶんでしょうかね

これは
昔から雷の多い年は豊作になるという言い伝えもあるそうで
雷が稲にとって豊作をもたらす良き伴侶(妻)のようなものとして
雷のことを「稲妻」と呼ぶそうですね

雷の放電によって空気中の窒素の形態が変化し雨に溶けて地面に降り注ぎます
窒素は植物の栄養のもととなるものですが
空気中の窒素は大抵の植物は吸収ができません
雷によって「窒素酸化物」となり地面に降り注いだ窒素は
植物に吸収され栄養となるそうです

これから実りの秋ですが
今年のドングリはなんだか良い感じに実っているようですね

森に動物たちの食べ物がたくさん実りますように

知床ネイチャーオフィス
藤原

ペレケ川

例年、そろそろサケやマスの遡上が見られるペレケ川。

河口付近にはサケやマスの遡上を待っているだろうカモメ達がいました。

で、肝心のサケやマスの遡上の具合ですが、この通り。

ほぼ確認できません。

なんとかカラフトマス2匹とシロザケ1匹は見えましたが、少ない。

これからに期待しましょう…

知床ネイチャーオフィス
柴田

羅臼湖ルール

日頃からスタッフ藤原に対して実際に体験してみないと言えないことがある。
と伝えている柴田です。

今日は羅臼湖のご案内をしてきました。
お客様には長靴を履いてもらったのですが、まさかの自分が履き忘れて…

さて、羅臼湖は長靴での散策が基本ルールとなっています。
それは「植物を踏まないよう、泥を避けず歩く為」です。
なので、長靴を履いていないことが悪いという訳ではありません。
「泥を避けて植物を踏んで歩くこと」がルール上、良くないのです。

では、良い機会なので普通の靴で泥を避けずに歩くと
足元はどのようになるのかお見せしましょう!!

(泥を歩く前)

(多少ぬかるんだ所)

(泥の中)

(泥の中を歩いた後)

(歩き終わった後、長時間泥水に浸かり指はふやけていました)

羅臼湖はどろどろの道です。
ハイカットの登山靴なら行けると思っている人もいるようですが、無理。
その為か登山靴で植物を踏みながら歩いている人がそこそこいます。

靴や足がどろどろになる覚悟の無い人は黙って「長靴」を履いてください。

「一の沼」が利用出来なくなったのは植物の踏み荒らしが原因です。
今後も羅臼湖を利用出来るよう、最低限のルールは守りましょう。

※泥の中には動物の糞尿が入っています。
 疾病予防の為にも長靴の使用が望ましいです。

知床ネイチャーオフィス
柴田

秋らしく…?

昨年同様にお盆が過ぎてもなかなか気温が下がらないウトロ。
夜は冷える日も増えてきましたが、気温はまだ秋らしくないですね。
サケやマスは遡上し始めたので、違う見方だと秋らしいといえば秋らしいかな?

さて、昨日は羅臼湖のご案内をしてきました。青空に恵まれてラッキー!
散策中の雲は秋らしい雲が多かったです。
写真は三の沼からの羅臼岳。
ガイドツアーだと入口から約1時間歩いて見られる景色です。

羅臼岳が綺麗に望めるので、ここを羅臼湖と勘違いする人がいるらしい。
わからなくもないですね。綺麗ですからね~

で、秋といえば紅葉!!
色付くのか、色付かず枯れるのか等々、今年の紅葉はどうなるのだろうか。

きっと、多分、なんとなく、色付く頃は10月入ってからでしょう。
上旬なのか、中旬なのか、下旬なのかわかりませんが、
まずは枯れずに上手く色づいてくれることを祈ります。

知床峠付近、知床五湖付近、カムイワッカ湯の滝付近等、
標高差等で色付くタイミングが違いますのでお越しの際は
その時々のベストポイントを探してみてください。

じわじわと秋を感じる所も増えてきましたが、
より秋らしくなってきたらまた紹介します。

知床ネイチャーオフィス
柴田