ほうき星

『なんと!事務所前に星が落ちてきました。』

落ちてくる星を見守るスタッフ

『そして星は大爆発を起こし、オホーツク海にぽっかりと大きな穴ができてしまったのです。
スタッフたちの安否はいかに・・・。』
















※嘘です!

正しくは、紫金山(しきんざん、またはツーチンシャン)・アトラス彗星を観察・撮影しているスタッフでした。
今ちょうど日没後の西の空低くに見えてきています。

彗星は予測の難しい天体のようです。
当初は、予測されていたマイナス等級までは明るくなりませんでしたが、現在4等級程の明るさで見えています。

かなりうっすらとしているため、肉眼での観察はちょっと厳しいかな・・・?という程ですが、一眼レフカメラで撮るとしっかりとその姿を捉えることができます。

西の空、水平線近くの紫金山・アトラス彗星

10月下旬頃にかけて、日を追うごとに段々と遅い時間・やや高い空に見られるようになりますが、
明るさは段々と暗くなってきてしまいます。

それまでの間に、西の空が開けた条件の良い場所があれば、観察・撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
なお、ここ数年に出た新しめのiPhoneだと、三脚もいらずお気軽に撮れるようです。
技術の進歩はすごいですね・・・。

知床ネイチャーオフィス
井上

低緯度オーロラ

藤原です

先日
日本の一部の地域で非常に珍しい天体現象が観測されましたね
観測されたのは「低緯度オーロラ」というものですが
その名の通り低緯度帯でオーロラが観測されました

オーロラは通常北緯60度より高緯度帯で観測されるものだそうですが
今回は11日夜に北海道から北陸周辺にかけて観測されたようです
弊社のオフィス前からも観測できましたよ

オフィス前で観測されたオーロラ 左の白いものは月です

オフィス前からは北の方角の空にオーロラが観測され
肉眼での観測は厳しかったのですが
スマホや一眼カメラのように長時間露光可能な機材によっては
上の写真のように撮影することができました

写真では看板の上あたりの空が赤くなっておりますが
これが低緯度オーロラです

北海道では昨年の12月1日にも
オーロラが観測されたという記事がありましたね

どうして今 低緯度帯でオーロラが観測されているのか
これには太陽の活動が大きく関係しているようですね
太陽は11年周期でその活動に変動があり
太陽活動の極大期周辺の数年間に
低緯度オーロラは発生しやすいとのこと

となれば今回見られなかった方も
まだチャンスがあるかもしれませんね

私も今回は日程の都合が合わず満足のいく写真が撮れなかったので
また次回チャンスがあればばっちり写真におさめて
ブログに投稿したいと思います

知床ネイチャーオフィス
藤原

まるで異世界

藤原です

この間の満月の日に夜の森を
ひとりお散歩しました

冬の森は静かでとても綺麗ですね
この日はフクロウも遠くの方で鳴いていました

月が出ると冬は夜でも明るくて
森の中はまるで異世界
絵本の中の世界のような
そんな雰囲気です

月あかりで雪面に木々の影ができます

弊社ツアーの雪あかりハイキングでは
夜の森を灯りを持たずにお散歩します

晴れていて比較的月が明るければ
夜の森はとても明るく幻想的な世界が広がっています

次にツアー中に明るい月が見れそうな日は
2月28日~3月9日ころでしょうか

月の明るそうな日をねらって
ツアーに参加してみてはいかがでしょうか

お申込みお待ちしております

知床ネイチャーオフィス
藤原

今日は7月7日

藤原です

みなさん 今日は7月7日
そう 七夕です

七夕と言えば おりひめとひこぼしが年に一度の再会を果たす日

夜空を見上げると
おりひめ(こと座のベガ)とひこぼし(わし座のアルタイル)
の間に天の川が広がっています
この二つの星 おりひめとひこぼしは 旧暦7月7日に
天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから
中国でこの日を一年に一度のめぐりあいの日と考え
七夕ストーリーが生まれたそうですね

天の川

七夕にはふたりが「再会」という願いを叶えることから
私たちも願い事が叶いますようにと
短冊に願い事を書いて笹や竹に飾り付けます

みなさんは今夜 どんなお願い事をしますか

そんなお話をしながら夜空に光輝く星や月を見に行きませんか
ツアーのご予約お待ちしております
「夜空の星たちを見に行こう!」

知床ネイチャーオフィス
藤原

デコボコ

知床に来ると、町明かり等の人工の明かりが少ないので、
夜は星空を観察する方も多いと思います。

弊社ツアー「夜空の星たちを見に行こう!」のご予約時も
「満天の空を見たい」「星空が見たくて予約しました」等ご連絡をいただきます。

確かに新月で条件が良い場合は天の川を肉眼でハッキリと観察できますし、
なによりも星が多すぎて何が何だか星座がわからなくなるくらいです。
逆に満月だと明るい星がまばらにしか見えなくなります。
でも、そんな頃の月も月で綺麗なんですよね。
月明りに照らされてできる影とか、なんだか不思議な風景を楽しめます。

なので、個人的にはどちらの時期もおすすめなのですが、
どっちも一度で…なんて欲張りな方におすすめなのは、半月の頃です。

(数日前にフィールドスコープを利用してスマホで撮影)

半月の頃は、新月ほど星々が見えません。(月出、月没の時間による)
そして、満月ほど明るくありません。(月出、月没の時間による)
なので、適度に星や月が見える…ことが多いんです。
…でも半月の一番面白いところは、デコボコ!!

満月頃だと陰影が無く、のっぺりとした姿の月ですが、
半月頃はクレーターのデコボコ具合が観察しやすいのです。
フィールドスコープを利用すれば、スマホでも撮影できるくらい。
スマホの待ち受けにしてもカッコ良さそうですよね。

先の画像のトリミング写真

意外とおすすめな半月でした。

知床ネイチャーオフィス
柴田

スーパームーン皆既月食

先日、5月26日の夜
皆さんお住まいの地域では月の観察はできたでしょうか?

この日は今年のスーパームーンと皆既月食が同時に起こりました。

これは比較的珍しいことらしく、前回起こったのは2015年の秋のことだったとか。
しかも日本からは見えませんでした。

次にスーパームーン皆既月食が起こるのは2033年の10月です。
今回見れなかった方は、あと12年待ちましょう。

とはいえ、“スーパームーンの”という点を除けば
月食は度々観察できますので
興味のある方は2021年11月19日にのぼる月を観察してみてください。
きっとこんな月が見られるはずですよ。

赤銅色に鈍く光る月



夜空の観察に興味が出てきた方は
6月から始まる夜空の星たちを見に行こう!
ぜひご参加くださいね。

月の満ち欠け等により
「スターウォッチング」か「ムーンウォッチング」のご案内となります。
詳しくはお問合せください。

天候により、催行中止となる場合もありますが
その場合は予約空き状況に応じてですが
夜の動物ウォッチングへの代替をご提案させていただいております。

夜の知床も、ぜひお楽しみください。



知床ネイチャーオフィス

菊田



ネオワイズ彗星

 ちまたで噂の彗星を撮影してみました。ネオワイズ彗星です。こんなにも尾が長く、しっかりと確認できる彗星は、私も初めて見ました。美しい姿に見入ってしまいます。次に見ることができるのは、5000年も後のこと。こんなに幸運なことはないですね。

ネオワイズ彗星

知床ネイチャーオフィス
藤川