『なんと!事務所前に星が落ちてきました。』
『そして星は大爆発を起こし、オホーツク海にぽっかりと大きな穴ができてしまったのです。
スタッフたちの安否はいかに・・・。』
※嘘です!
正しくは、紫金山(しきんざん、またはツーチンシャン)・アトラス彗星を観察・撮影しているスタッフでした。
今ちょうど日没後の西の空低くに見えてきています。
彗星は予測の難しい天体のようです。
当初は、予測されていたマイナス等級までは明るくなりませんでしたが、現在4等級程の明るさで見えています。
かなりうっすらとしているため、肉眼での観察はちょっと厳しいかな・・・?という程ですが、一眼レフカメラで撮るとしっかりとその姿を捉えることができます。
10月下旬頃にかけて、日を追うごとに段々と遅い時間・やや高い空に見られるようになりますが、
明るさは段々と暗くなってきてしまいます。
それまでの間に、西の空が開けた条件の良い場所があれば、観察・撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
なお、ここ数年に出た新しめのiPhoneだと、三脚もいらずお気軽に撮れるようです。
技術の進歩はすごいですね・・・。
知床ネイチャーオフィス
井上