今年最後の

本日10月3日は
今シーズン最後の知床五湖大ループ散策可能日でした

私の秋のお気に入りは、四湖からの景色なのですが
この綺麗な紅葉が更に深まる頃
今年はもうここへは来れません…

四湖に映り込む硫黄山がとてもきれい…

少し残念ではありますが、また来年を楽しみにしましょう

明日以降、今シーズンの知床五湖一周ツアー
一二湖(小ループ)+サケマスウォッチングか、原生林散策に内容が変わります

もちろん、四湖以外の紅葉の景色も負けじと美しいので
ぜひとも今後の秋の知床五湖へもお越し頂きたいですね!

今日は山以外の映り込みも綺麗でしたよ

二湖の湖面に映り込むアオサギと紅葉

秋の自然体験プログラムへのご参加もお待ちしております

知床ネイチャーオフィス
菊田

マジックアワー

最近は日が傾くのがどんどん早くなっていますね。

一週間ほど前にフレペの滝遊歩道を歩きました。
個人的に今はとても良い時期だなと感じております。

どの季節も魅力的なものですが、今フレペの滝遊歩道の草原部に
ススキの穂がたくさん出ております。
なぜ良いかというと、日の傾きかけた16時過ぎ頃ススキの穂が黄金色に輝きます。

日が傾きかけたフレペの滝遊歩道。美しくススキの穂が輝いている。

こんな感じです。

国道334号から伸びている灯台管理道路の知床連山側からが
綺麗にススキを見られるポイントです。

散策路は断崖絶壁から流れ出る滝を見ることが出来るビュースポットもあり、
サクサク歩けば40分くらいで回れるコースとなっております。

お時間のある方は、天気の良い日にこの時間帯を狙って
訪れてみてはいかがでしょうか。

ただし、帰り道は薄暗くなってしまう可能性があるので
戻り時間には注意してください。
それから、国立公園内ですのでヒグマ対策は忘れずに・・・

また、弊社でもオプションツアーにてご案内しておりますので
「ガイド付きで安全に楽しく歩きたい!」という方、
ご参加お待ちしております。
詳細は下記URLをご参照ください。

「フレペの滝ネイチャーウォッチング」
https://www.sno.co.jp/furepe.html

知床ネイチャーオフィス
藤原

今日の夕焼け

皆様、今日の夕焼けはご覧になったでしょうか。

事務所で仕事中、ふと海の方を見るとこんな景色が広がっていました。

事務所前から

今日は午後から雲が出てきたので、夕方の空が心配でしたが
曇った空の方が綺麗な夕焼けになることもあります。

綺麗に焼けた夕焼けを見るのであれば、太陽が沈む直前直後の時間帯が良いです。
適度に雲があるのもポイントですね。
また、空気中の水分量によって、夕日の色は変わってきます。
水分量が多い方が赤みの強い夕焼けが見やすいそうです。
雨上がりの空なども真っ赤な夕焼けが見られるかもしれないですね。

我々のオフィスがあるウトロ地区は水平線に沈む夕日を見ることができます。
「夕陽台」や「プユニ岬」、「オロンコ岩」といった夕日や夕焼けを見られる
絶景ポイントも市街地の近くにあります。

ウトロにお越しの際は、夕方の空を眺めてみてはいかがでしょうか。
お住いの地域とはちょっと違った雰囲気の夕日や夕焼けを楽しむことが
できるかもしれないですね。

知床ネイチャーオフィス
藤原

紅の草

前々回の「耳をすませば」に引き続き、ジ○リっぽいタイトルで・・・

この間のお休みに、網走にお買い物に行ったついでに
卯原内サンゴ草群落地を見てきました。

この時期は山の木々が紅葉しますが、オホーツク地方では
海の近くの湿地帯も紅葉が見られます。

この時期海の近くで紅葉を見せる植物の名は「アッケシソウ」。
別名「サンゴ草」とも呼び、塩分濃度の高い湿地に
生息する塩性植物で、9月中旬~10月上旬にかけて真っ赤に色付きます。
(ちなみに、塩性植物と言えばマングローブもそのひとつ。)

アッケシソウの名前の由来は、北海道の厚岸町牡蠣島で
見つかったことからその名がついたそうです。
(別名のサンゴ草は赤い見た目がサンゴに似ていることからだとか)
海外ではシーアスパラとも呼ばれ実は食べられるそうです。
※ここでは獲って食べたりは出来ないのでご注意ください。

卯原内サンゴ草群落地の様子

現地にて車を停め、辺りを見渡すと一面真っ赤なサンゴ草の絨毯。
なんとも不思議な景色が広がっています。

サンゴ草は北海道の東部の他、瀬戸内海沿岸、宮城県
などでも見られるそうですが、ここ卯原内サンゴ草群落地は
日本一規模の大きなサンゴ草群落地となっています。

女満別空港から車で20分程の場所にあり、今が丁度見頃です。
ぜひ知床までの行きかえりに寄ってみてください。

知床ネイチャーオフィス
藤原

みんな暑いね

お久しぶりのブログ更新となってしまいました。
真夏日×連休の混雑はなかなかハードな日々でしたね。



さて、最近の森の動物たちはすっかり夏毛姿に。

ほっそりとしたキタキツネ

多少は涼しげですが、やっぱり全身毛皮を着ているので
心なしが顔に覇気がないような…。


あまりの暑さからか、今年は湖に入るエゾシカにも何度か出会いました。

このあと湖で泳いでいました。一緒に泳ぎたかった。

林内の木陰や湖などの水場を利用しつつ
森の動物たちは暑さを凌いでいるようです。

元気にモリモリ食べて、この夏を乗り切ってほしいですね。



知床ネイチャーオフィス

菊田

まだ、少しは、雪もあり

GW期間はスノーシューツアーを行っていた羅臼湖。
6月からは通常の(スノーシューではない)ツアーが始まっています。

2か月程前には雪に埋もれていた三の沼もご覧の通り。

さすがにスノーシューで歩ける雪はもう残ってはいません。
羅臼湖奥、知西別岳の雪もほとんど融けてしまいましたね。

ですが!
沢型地形になっている場所は、まだしっかりと雪で覆われている所もあります。

涼しげですねぇ~。
ただし、この雪の下はもう空洞になり、沢が流れています。
雪も薄くなっていますので、上に乗るのは厳禁です。
少し離れて眺めるだけにしましょう。

知床ネイチャーオフィス
井上

夏バテ知らず

散策に出れば、汗が肌を伝う日も増えてきた今日この頃

ご飯を食べるのが億劫になってきた人間もおりますが
森の動物たちは元気に過ごしているようです

こちらはある暑い夏日に出会ったエゾリス

体毛が夏毛らしくなり始めたエゾリス

もふもふだった尻尾の毛量が落ち着き
耳毛もひょろひょろになってきています
もうじき完全な夏毛に生え変わるでしょうか?

木の上に来て、何をしているのかと思えば…


よっこいせ、


キノコを食べておりました
ヒラタケか何かでしょうか?
後日見に行った時は、跡形もなくなっていました

私も彼らを見習って
しっかりご飯を食べて夏に備えなければ…

皆様も、暑さに負けず
健康的な食生活を送りましょうね



知床ネイチャーオフィス

菊田

さくら咲く森へ

本日は知床自然体験一日コースでも含んでいる海岸原生林の散策へ行ってきました!

午前は1~2℃と寒かったのですが、午後には日が差しなんとか6℃ほどまで上がり、レインウェア+フリースという重ね着は必要ではありつつも気持ちのいい散策でした。

見たかったのは雪と桜と新緑の景色!森の中ではエゾヤマザクラがちょうど見頃で、芽吹きだした新緑と合わせて目に鮮やかでした。枝に積もった雪は解け落ちていましたが、雪の上に落ちる桜の花も素敵です。

残雪の知床連山も美しく、春から初夏へと移り行く景色を楽しむことができました!緑の芽吹きが進めば更に森の彩は美しさを増していきます。

いつまでも佇んでいたい景色ですが、開けた場所では少し風が肌寒いこともあります。景色をぼんやりと楽しむためにも風を防ぐ上着と念のための防寒着を準備して、脱ぎ着しやすくするのがおすすめです。

知床ネイチャーオフィス

佐々木

「これが最後かなぁ」延長戦

「これが最後かなぁ(ザクザク)」

と、道の端の雪を踏みしめた翌日に降り積もったゴールデンウィーク。さすがに最後かと思えば、更なる延長戦でした。

美しい雪景色!

この時期は多くの車が夏タイヤに代わっているため、運転する際は注意をしなくてはなりません。夏タイヤや二駆で走る方は時間と車間距離とブレーキに余裕をもってゆっくり走行してください。

そんな心配もありますが、それと同時に雪が止んだ後の景色がとても楽しみでもあります。明日は散策の予定があるのでカメラを準備していってきます!

このタイミングでしか出会えない瞬間を求めて!

知床ネイチャーオフィス

佐々木

赤 白 透明

例年だと秋によく行くのですが、昨日はとある川へ行ってきました。

この時期に行った覚えがほぼないのですが、行ってみてびっくり!!
秋よりも川の色合いがキレイ!特に白の発色がキレイでした!

元は透明な川と鉄分の影響で赤い川。
この二つが合わさることで、とある現象が起きて
白い鉱物が堆積していると考えられています。
なので、この二つの川の交点は、赤と透明だけではなく
赤と白と透明という不思議な三色?なんです。

夏から秋はそこそこ雨も降るので、堆積していたモノが流されてしまい
秋はそこまで白の発色が強くなかったのかな?
行くなら春がいいのかもしれませんね!!

気になる方は是非是非
リピーターツアー貸切ツアーにご参加くださいませ。

知床ネイチャーオフィス
柴田