冬の森で

藤原です

先日のお休みの日に
久しぶりに森の中を歩きました

雪が少し積もりまあまあ冬らしくなってきた知床の森は
風が穏やかな日に歩いてみるとかなり静かで
周りからは生き物たちのかすかな音が聞こえてきます

この日も穏やかで心地の良い天気でした

日没が近づき薄暗くなってくるころ
森の奥から木をつつく大きな音が聞こえてきました
そっと近づいてみるとクマゲラが木の皮を剥がして餌探し中

夏場の森では葉が生い茂り
草木の揺れる心地よい音がします
ですがそれらが生き物たちを隠してしまうことが多いです

冬の森は草木が雪に埋もれ広葉樹の葉も落ち
場所によっては見通しが良く
風がない日は静かな森が広がっています
夏場には気づきにくい生き物たちの音や気配を感じます
そんな森を散策しているといろんな出会いがありますね

これから来る冬シーズンはどんな生き物と出会えるでしょうか
想像するとわくわくしてきますね

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たくさんの方のご予約お待ちしております

知床ネイチャーオフィス
藤原

四つ足じゃない、黒いヤツ

今年はこちらも目撃情報が多いのではないでしょうか

黒くて大きな、四つ足じゃないヤツ

今日の原生林トレッキングでも
進行方向からコツコツ、コツコツコツ…と物音を立てながら姿を現しました

倒木をほじるクマゲラ

私たちに気づいてないことはないと思うんだけれど
食べることに集中していたのでしょうか
しばらくは飛び去ることもなく、倒木弄りを続けていました

クマゲラが飛び去った後で、倒木に近づいてみると

一部が崩れるようにほじくり返されているのがよくわかる

ここから虫を引っ張り出していたのか…
とってもわかりやすく食痕が残っていました

今日の午前中は予想外のしっかり降雨だったので
今度はお天気の良い日に出会えたらいいな…

知床ネイチャーオフィス
菊田