久しぶりの羅臼湖

藤原です

先日ツアーで久しぶりに羅臼湖へ行きました
9日ぶりでした

前回訪れた時は今年雨が少ないせいか
遊歩道の泥もカラカラでしたが
今回はドロドロ水たまりもバシャバシャ
これぞ羅臼湖って感じのぬかるみ具合でした

三の沼展望地から
羅臼湖展望地から
ヒグマの足跡

最近は目撃も痕跡もあまり見る機会が無かったヒグマでしたが
山岳地帯では彼らヒグマの食べ物である
ハイマツの松ぼっくりがそろそろ食べごろ
泥の上にクッキリと足跡が残ってました
羅臼湖周辺もハイマツが多いので徘徊しているようですね

秋はまだ先ですが季節の進みを感じますね

そうそうそういえば
某ライバル会社S○T!のスズキさんから
梨の差し入れを頂きました!
これからいよいよお盆休みで忙しい時期になりますが
しっかり水分と栄養をとって体調管理をしなくては
梨に含まれるアスパラギン酸が夏バテには効果的だとか
藤原は梨が大好きなのですごく嬉しいです

差し入れの梨を食べる藤原

スズキさんありがとうございます!

皆さんも夏バテにならないよう水分と栄養をしっかり取りましょう

知床ネイチャーオフィス
藤原

夏を告げる来訪者

藤原です

先日事務所作業中に背後から
「ヂヂヂヂヂヂッ」という音がして
振り返ってみると・・・

イブキヒメギスが事務所の中にいました
どうやら外から入ってきてしまったみたい

知床では8月ころから草原地帯でこの虫の鳴き声が聞こえ始めます
気づけばもう7月も今日で終わりですね

もうイブキヒメギスの鳴き声がしてくる頃か・・・
早いな~と思いながら
数分手を休め観察しておりました

これからハイシーズンも本番
忙しさで忘れかけていた季節感を思い出させてくれる
そんな鳴き声でした

ちなみに虫の音を「虫の声」として認識できるのは
日本人と世界の一部の地域の方のみだけだそうですね

西洋人は虫の音を雑音と認識するそうです

虫の音を聞く際の脳の使い方によって音の認識が変わるんだとか
「虫の声」によって季節を感じることができるのは
日本人の特殊な能力ということですかね

知床ネイチャーオフィス
藤原

むしむし

藤原です

最近蒸し暑い日が続くウトロ

こういう天気が続くと昆虫たちが元気に動き出します

水辺の近くではカラフルなトンボたちが飛び回ります

アオイトトンボ
タカネトンボ
カオジロトンボ

事務所の床には藤原がどこからか連れてきてしまったカミキリムシ

フチグロヤツボシカミキリ

森の中ではコエゾゼミのシーズンが到来

羽化するコエゾゼミ

亜高山帯では少し季節が遅れて6月頃に見られるオトシブミの仲間

イタヤハマチョッキリ

夜には灯りの近くでクワガタ

ミヤマクワガタ

まだまだあげればキリがないくらい
夏シーズンはいろんな昆虫が目を楽しませてくれます
皆さんもツアー中一緒に探して見ましょう

ただしツアー中の暑さ対策も忘れずに
日よけの帽子や水分補給もおろそかにしてはいけません

先日の蒸し暑い日の知床五湖ツアー終わりにSOT!の鈴木さんが
「フヂワラ君、冷やしタオルいるかい?」と
氷水の中でキンキンに冷やしたタオルを差し入れしてくださいました

冷やしタオルが最高に気持ち良かったです

火照った身体の熱がスーッと冷えてとっても気持ちが良かったです
鈴木さんどうもありがとうございました!

このような暑さ対策を私もぜひ真似してみようと思います!
スタッフ柴田も こういうところを真似すればいいのに・・・

知床ネイチャーオフィス
藤原

オロンコ岩の花便り

今日は朝から晴れている知床です。

階段の登り始めにはナワシロイチゴが咲いていました。

オロンコ岩のセリ科の代表格であるオオハナウドが咲いていました。

エゾカワラマツバはとても良い香りがします。が、
階段を登っていると登るのに必死でお花の匂いを嗅ぐどころではありません。

エゾスカシユリが綺麗に咲いていました。

エゾノシシウドに縞々の赤い虫がついていました。
アカスジカメムシです。
アカスジカメムシについて気になる方は
この内容のオマージュ元「オロンコ岩」「縞々のカメムシ」もご確認ください。

オマージュ元と同じような構図のお花を探しましたが、見つけられず…
次回こそは完璧にパk…オマージュしてみせます。

知床ネイチャーオフィス
柴田

今年は良い感じ

藤原です

先日お休みの日にウトロを出てお出かけしてきました

まずは車を走らせて羅臼へ!
羅臼側の観光船に乗りシャチを観察しました

1年ぶりに羅臼の観光船に乗りましたが
今年はシャチがたくさん見れました
乗船した日は30頭くらい泳いでましたね

私が乗船する前日はなんと100頭以上見れたとか・・・

優雅に泳ぐシャチ
ジャンプするシャチ

元気にジャンプする姿も見れました
感動です

ウトロを出たついでに一年ぶりに
清里町にある「さくらの滝」にも行ってみました
落差3m程の滝をサクラマスが越えようとジャンプする姿が
見ていて飽きない滝です

遡上するサクラマス

今年はかなり多くのサクラマスが遡上しているような気がします
10秒の間に50匹くらいは跳ねていましたかね
こちらも良い感じでしたよ

みなさんも知床観光に来られた際は
ウトロ地区周辺だけではなく隣接する地域へ
足を延ばしてみてはいかがでしょうか

知床ネイチャーオフィス
藤原


暇を持て余したカラスの遊び?

藤原です

先日森を歩いているときのこと
面白い場面に立ち会いました

エゾシカの背中にカラスが乗っていました

一見仲が良さそうに見えるこの光景
おもわずブレーメンの音楽隊を連想してしまいました

この写真のカラスとシカが特別仲が良いわけではありません

今の時期シカは換毛期(毛が冬毛から夏毛へ生え変わる時期)
カラスは春先には巣作りのためいろんな場所から巣材を集めます
時にシカの冬毛を巣材として使うため
シカから直接引っこ抜いて集めます
なるほど ではまさにその現場かと思いきや
カラスの巣作りの時期はもうすでに終わっています

実はカラスの中には「ひまつぶし」のために
遊びでこのような行動をとるカラスがいるとのこと

私が観察していたこのカラスは
シカの毛を持ち帰らずその場で捨てたり
地面に埋めるようなしぐさを見せていました
もしかするとシカの冬毛で遊んでいたのかもしれないですね

賢い動物ですね
動物を観察していると時に面白い出会いがありますね

知床ネイチャーオフィス
藤原

また会う日まで

藤原です

木々の葉が芽吹き森が深くなってきた今日この頃

先日の晴れた日に
とある川で水中をのぞいてみると
シロザケの稚魚が元気に泳いでいました

川の中を泳ぐシロザケの稚魚

太陽が差し込む美しい水中の世界で
気持ちよさそうに泳ぐ姿に思わず見とれてしまいました

そろそろこの子たちも川から海へ降りていく時期ですね
まだまだ体は小さいですが
数年後に大きくなってまた生まれた川に戻ってきます

これから長い旅に出ていくのかと思うと
見ていてちょっぴり不安な気持ちもありますが
元気に大きく育って 再会できる日を楽しみにしています

またね

知床ネイチャーオフィス
藤原

温かい川

本日はカムイワッカ湯の滝ガイド研修に行ってきました。

今日の川は思ったよりも温かかったです。
例年、この時期はもう少しぬるいような…
硫黄山が噴火しないことを願うばかりです。

さて、新制度で行ける最奥の四の滝まで行ってきましたが、
さすが源泉付近、お湯の湧いている所は湯気がモクモク。

湧きだしの水温は約70℃。
そこは熱々ですが、湧きだしまで近づくことは出来ないので影響無し。

カムイワッカ湯の滝のぼりは7月1日から9月30日まで。
今月はまだ川へ入ることは出来ないので要注意!!
期間中に川へ入るには事前予約が必要です。
気になる方はカムイワッカ湯の滝ホームページをご確認ください。

知床ネイチャーオフィス
柴田