移り行く季節

藤原です

最近は暖かな日が続いているウトロ

春の訪れを感じるこの頃

流氷がびっしりの頃は
カモメの姿をみることはありませんでした
餌が取れませんからね

しかし流氷の密度が低くなり海面が見えてくると
カモメがウトロに戻ってきます

港にて

流氷上ではいつも遠くにいたワシたちも
海岸線に近い所で餌をとったり休憩したり

オフィス前にて

暖かな日差しのもと森の中では
キタキツネがお昼寝中

森の中で

こんな季節も長く続いてくれたらいいのに・・・
でも季節の移り変わりは待ってくれません
だからこそ待ち遠しくも名残惜しくも感じるのでしょうか

春が来るのは嬉しいですが
冬と流氷が去ってしまうのは寂しいですね

一日一日を楽しまなくては

知床ネイチャーオフィス
藤原

お昼寝チュウ

藤原です

昨日はとても暖かい日でした
春が近づいていますね

原生林内では
日が差した森の雰囲気も素敵です

原生林の中も日が差してぽかぽかでした

日差しが暖かくて
昼寝したら最高に気持ちが良いだろうなぁと
そんなことを考えていたら
お昼寝してる可愛い動物が

日差しの下で目をつぶっているアカネズミ

気持ちよさそうなアカネズミ

無防備過ぎて心配になりますが
この可愛さは癒されますね

その後は目を開けて雪に空いた穴の中へ
消えていきました

天候や時期によって
景色だけではなく生き物たちの見せる表情が変わっていく

自然相手はこれがおもしろいところ

また素敵な出会いがありますように

知床ネイチャーオフィス
藤原

春の日差し

今朝のウトロは雲一つ無い晴天!!
知床五湖は日に焼ける程の良いお天気でした。

本日の最高気温はプラスの10℃。
今夜はマイナスの気温にはならないで、プラスの気温が続くようです。

雪面にはトコトコ歩く虫がいました。

セッケイカワゲラです。
今日は暖かいから動いているのかー。
もう春だねー。そだねーっと思いきや、寒いのが好きな虫でした。

寒いのが好きっていうか、寒くないと生きていけない変わった虫です。
どのくらい低温じゃないとダメなのかというと、
素手で触ると人の体温で死んでしまうという話があります。

晴れた日は目につきやすいので、雪面をこんな虫が歩いていたら
面白い、変わった虫だなーっと観察してみてください。
触ると死んでしまうかもしれないので、見守ってあげてくださいね。

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柴田

冬景色

藤原です

先日のブログで柴田が藤原のことを
「カッコよさげなワシたちの写真だけをあげて満足したようです」
なんてことを書いてましたが そんなことはありません

私は雪の舞う森の中を歩いて探してきました

ん?何を探していたかって?
柴田春馬を埋める場所
もちろん冬らしい景色ですよ

森の中はこんな感じで薄っすら雪が積もってました

雪の上についた野生動物たちの足跡

しばらく歩いていると雪が降ってきました
陽の光でキラキラと輝いて綺麗でしたよ

陽の光でキラキラと雪が輝く様子

そんな雪の降る様子をぼーっと眺めてたのは
私だけではなかったみたいです

エゾシカも一緒に降る雪を眺めているかのような
そんな表情を見みせてくれました
彼ら動物たちも雪を見て何か思うのでしょうか

雪が舞う中のエゾシカ

森を歩いているとそこに行けば誰でも観られる景色と
その瞬間に立ち会わないと観ることが出来ない景色と
動物たちのみせる表情と
楽しみ方はいろいろ
何度歩いても飽きないですね

もうすぐ来る冬シーズンは
どんな景色と出会えるでしょうか
楽しみです

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藤原

晴れた日は

藤原です

昨日の知床は良いお天気でした

午前中の用事を済ませて
午後からはドライブ
せっかく晴れたのでね

空を見上げると上昇気流に乗って
ワシやトビが優雅に舞い

優雅に舞うオオワシ


日中でもなかなか気温の上がらない冷たい空気の中
枝の上でひっそり佇むものたちも

枝の上でじっとするオジロワシ


地平線を見渡すと雪をかぶった綺麗な山々と
畑でお食事中の冬鳥たち

オオハクチョウと斜里岳


なんとなく身の回りで目にするものが
冬らしくなってきましたね

知床ネイチャーオフィス
藤原

この冬も

藤原です

今年も彼らが渡ってきております

オオワシです

美しいですね なれるなら藤原はオオワシになりたい

10月中ごろからぱらぱらと渡っている姿を確認していましたが
知床半島基部のあたりでは車を走らせていると度々姿を
目撃するようになりました

先日遊びに行った野付半島でも姿を確認しましたよ

野付半島にて
この目つきが良いですね 個人的には正面顔が結構好きです

まだまだ数は少ないですが
冬にはたくさん渡ってきて賑やかになりますように

そういえば冬ツアーの予約が始まってますね
冬の動物ウォッチングでは彼らの美しい姿を観察することが出来ます
たくさんのご予約お待ちしております

知床ネイチャーオフィス
藤原

港にサンマ…

先週頃からウトロ港にもサンマが入っていると聞き、ずっと気になっていた菊田

地元民がサンマを釣り上げて食している様子をSNSで羨ましく眺めていたところ
「光で集めれば網でも掬えるかもね」という社長のささやき

…え?行くしかなくない??会社に網くらいあるのでは???

さっそく網を(佐々木さんが)探したのですが
しばらく使う事がなかったためか、捨てられていた模様…

サンマを獲る術はなくなりましたが、その姿だけでも見てみたい!
ということで、ライト片手にわらわらと夜の港へ
菊田、佐々木、藤原が集結

…たくさんの釣り人がいる…
…暗闇の中、何かが水面ではねている…

ライトをつけてみるとそこには…

想像の10倍くらいの密度だったのでちょっと悲鳴がでた

いる、サンマが、うじゃうじゃ、いる、なんならまだ集まってくる

近くの釣り人にライトの光を提供する代わりに
釣り上げる様子を見学させてもらうと
撒き餌にはビビッて逃げ出すが、光にはどんどん集まってくる!

これは餌がなくても糸と針さえあれば釣りができるのでは?
ということで、お宿来羅玖のご主人にお声がけをし
釣り道具を借りて一緒に釣ってみることに!

何だかんだ井上もメンバーに加わり、大人5人で楽しく夜釣り

柴田さんにも声はかけたよ!

餌がなくても針で引っ掛けて釣ることができました!
この日は夜でも気温が11度あり、とても暖かかったので
ライトの充電が限界を迎えるまで楽しく釣り続け
その釣果は…

楽しくなり過ぎた結果です

お宿来羅玖の台所をお借りし、民宿ペレケのご主人にも見守られ(?)ながら
頑張ってサンマをさばき続けること約1時間…

深夜1時、ようやくサンマの処理を終えました…!

大きなものはお刺身用におろし
二軍サイズは頭と内蔵をとり
後日皆で山分け

小さいモノや身がやせているモノは
お料理のプロがいるピリカデリックへ献上してきましたよ!
プロは1匹の無駄もなくお魚たちを活用してくれました…

またこんな機会があれば嬉しいな、と思います

会社の、そして地元のみなさまお疲れさまでした
そしてお付き合いいただきありがとうございました
またよろしくお願いしますね

知床ネイチャーオフィス
菊田

秋を楽しむ鳥たち

実りの秋を楽しむのはリスだけではありませんね

先日の知床五湖一周ツアーでの散策中
遊歩道上に可愛らしい小鳥の影が見えました

そーっと近づくと、その正体はアオジ

よく見ると嘴にお弁当が…

地面に落ちているどんぐりを探しに出てきたようです
小さな嘴でどんぐりを砕いて食べられるのだろうか…?

観察していると、なるほど

すでに砕けたどんぐりを選りすぐって口に運んでいました
なんといっても知床五湖の遊歩道ですから
沢山の人が歩いています
地面に無数に落ちているどんぐりは人々に踏まれて粉々です
アオジにとってはちょうどいい一口サイズになっていたのでした

つくづく、野生動物はその場の環境をうまく利用しているなあ
関心するばかりです



そして最近ギャアッギャアッと自己主張が激しいのはこの鳥

紅葉の隙間からこんにちは

見た目はとっても麗しい、でも騒がしい、ミヤマカケスです

薄暗くなってきた原生林の中でこの声を聞くと
正体はカケスだと分かっていても少し不気味に感じてドキドキしてしまいます
私だけでしょうか…?

混み合った枝の隙間や、高い所にいることが多く
地面に降り立っていてもとにかく落ち着きがない…
そんなカケス相手には中々シャッターチャンスが巡ってきません

今回は運良く見返りカケスの撮影に成功!

紅葉が綺麗なうちに
知床の生き物×紅葉の写真をもう少し撮りたいものですね



知床ネイチャーオフィス

菊田

リス活後、とこのう

秋は実りの季節
森の動物たちは冬への備えに大忙し

菊田の大好きなシマリスも忙しなく動いていました

右に左に上にシマリス、大当たりのタイミグだったようです…!

小さな手でしっかりとカエデの種子を持っている…愛らしい…

ぱんぱんの頬袋は、秋の風物詩ですね

豊作の年はどんぐりを選り好みしがちなところも愛らしい…

たくさん頬袋に詰め込んだ後は、そそくさと場所を移動
そしておもむろに地面に埋め込んでいました

頭かくして尻隠さず…愛らしい…


可愛いリスを眺めているとあっという間に時間が流れます
この日のリス活は約4時間半で終了、いつもより短めです

それはなぜか…





先日手に入れたこれを活用するため!!!

知床サスティナブルウィークにてGET、日帰り入浴券です

人生初サウナに挑戦してきましたよ

この日のサウナは「KAKUUNA(カクウナ)」
流氷をイメージした空間だそうです
…流氷シーズンとは程遠い灼熱でしたが…

初めてのサウナは自分のギリギリまで耐えましたが
 \\4分半でギブアップ//
あついのは覚悟の上でしたが、あの湿度は予想外…

世のサウナーを大尊敬した瞬間でした
慣れたらもう少し長居できるものなのでしょうか

また今度、次は「UNEUNA(ウネウナ)」にも入ってみたいので
リベンジの機会を設けようと思います


知床ネイチャーオフィス

菊田

桃色のバッタ

本日、とてもきれいなバッタに出会いました

桃色のヒナバッタです

体全体が桃色でかわいいですね?

アスファルトの上にいると、とても目立ちます

ヒナバッタは体長2~3センチメートル程度と大変小さいです
見つけるのが大変そうに思えるかもしれませんが
一度視界に入ると時々見つかります

秘密ですが、あのあたりではたくさん見つけることができますよ

ちょっぴりレアな桃色バッタ、探しに来てみませんか?

知床ネイチャーオフィス
柴田