紅の草

前々回の「耳をすませば」に引き続き、ジ○リっぽいタイトルで・・・

この間のお休みに、網走にお買い物に行ったついでに
卯原内サンゴ草群落地を見てきました。

この時期は山の木々が紅葉しますが、オホーツク地方では
海の近くの湿地帯も紅葉が見られます。

この時期海の近くで紅葉を見せる植物の名は「アッケシソウ」。
別名「サンゴ草」とも呼び、塩分濃度の高い湿地に
生息する塩性植物で、9月中旬~10月上旬にかけて真っ赤に色付きます。
(ちなみに、塩性植物と言えばマングローブもそのひとつ。)

アッケシソウの名前の由来は、北海道の厚岸町牡蠣島で
見つかったことからその名がついたそうです。
(別名のサンゴ草は赤い見た目がサンゴに似ていることからだとか)
海外ではシーアスパラとも呼ばれ実は食べられるそうです。
※ここでは獲って食べたりは出来ないのでご注意ください。

卯原内サンゴ草群落地の様子

現地にて車を停め、辺りを見渡すと一面真っ赤なサンゴ草の絨毯。
なんとも不思議な景色が広がっています。

サンゴ草は北海道の東部の他、瀬戸内海沿岸、宮城県
などでも見られるそうですが、ここ卯原内サンゴ草群落地は
日本一規模の大きなサンゴ草群落地となっています。

女満別空港から車で20分程の場所にあり、今が丁度見頃です。
ぜひ知床までの行きかえりに寄ってみてください。

知床ネイチャーオフィス
藤原

「これが最後かなぁ」延長戦

「これが最後かなぁ(ザクザク)」

と、道の端の雪を踏みしめた翌日に降り積もったゴールデンウィーク。さすがに最後かと思えば、更なる延長戦でした。

美しい雪景色!

この時期は多くの車が夏タイヤに代わっているため、運転する際は注意をしなくてはなりません。夏タイヤや二駆で走る方は時間と車間距離とブレーキに余裕をもってゆっくり走行してください。

そんな心配もありますが、それと同時に雪が止んだ後の景色がとても楽しみでもあります。明日は散策の予定があるのでカメラを準備していってきます!

このタイミングでしか出会えない瞬間を求めて!

知床ネイチャーオフィス

佐々木

流氷と山の絶景!

冬シーズン、日々私たちを一喜一憂させる流氷と山の景色。

昨日はどちらもとても綺麗な風景が見られました!!(流氷の行き来については流氷ブログをご覧ください。)

ウトロと流氷
知床五湖 凍った湖と知床連山
沈む太陽と流氷

美しい風景を前に、「綺麗ですねー」ばかりを繰り返してしまいました。

3月に入り、暖かい日も増えていくものと思いますが、もう少し冬の風景を楽しませてくれる日があることをこっそりと(強めに)祈って過ごしています。

知床ネイチャーオフィス 佐々木